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㈱ニコン様/熊谷製作所・東行田ラボ訪問報告

2024年6月6日(木)のニコン様熊谷製作所並びに東行田ラボを訪問・見学会を行いました。当会からは15名が参加し、ニコン様のAM装置について、技術紹介を頂き、実機の実演見学をしました。

ニコン様はカメラを主体とした映像事業・半導体露光装置を主体とした精機事業・ヘルスケア事業・コンポーネント事業・デジタルマニュファクチャリング事業の5事業を展開され、AM装置はデジタルマニュファクチャリング事業の中で展開されています。ニコン様が力を入れるAM装置はパウダーベッド方式の他、精密光学メーカーならでの技術を融合したDED方式のAM装置を開発展開されています。

今回はDED方式2機種、①5軸機構・パウダーフィードバック制御による粉体供給量安定化・メルトプールフィードバック制御で、形状に依らずC級公差を実現した高精度AM装置、②部品のリペアソリューションとして、実部品の高精度3Dスキャニングと部品設計3DCADデータの形状差から、補修部位の加工パスを自動生成し、部品の補修を自動で行えるAM装置を見学・実演させて頂きました。

前者は冷蔵庫サイズと大変コンパクトながら、高精度なAMが実現出来る点、後者は3Dスキャニングと自動プログラミングで人の測定・位置決め・プログラミングという煩わしい作業を自動化する画期的な設備の印象を受けました。

東行田ラボは普通では立ち入りが出来ない最新鋭マシンが設置された秘密基地的な施設で、貴重な見学をさせて頂きました。

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